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歯科用語解説集

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唾液緩衝能(だえきかんしょうのう)

唾液には口腔内のpHを一定に保つ作用があります。これにより口腔内に多少の酸・アルカリが入った場合でも比較的早期にもとのpHに戻ります。

打診痛(だしんつう)

歯を叩いて感じるときの痛み。咬合痛の他覚症状で、原因は咬合痛と同じです。

脱灰(だっかい)

歯や骨などの硬組織および様々な石灰化物から無機質(カルシウムやリン)が溶け出し、消失すること。脱灰は一般に酸によって引き起こされます。

エナメル質ではpH5.5以下で脱灰が起こり、幼若なエナメル質や象牙質ではそれより高いpHでも脱灰が起こります。

脱灰凍結乾燥骨(だっかいとうけつかんそうこつ)

遺体から採取した骨組織を処理した骨補填材で、米国では一般に使用されているが日本では未認可です。

知覚過敏(ちかくかびん)

虫歯ではないのに冷たいものがしみたり、歯磨き時に痛みを感じる状態。
歯ぎしり、間違ったブラッシング、歯周病,酸蝕症などが原因で発症します。

追補(ついほ)

使用中の義歯に、新たに抜けた歯の部分に、人工歯を追加修理すること

TCH(てぃーしーえいち)

Tooth Contacting Habit(歯列接触癖)の略で、上下の歯を持続的に接触させる癖のことです。噛み締めやくいしばりのように、強い力で噛まなくても、ただ上下の歯が軽く接触している程度でも筋肉の緊張や疲労が生じます。

電気的歯髄診断(でんきてきしずいしんだん-EPT)

歯髄の生死を診断する検査方法の1つ。歯に電流を流し歯髄が生きていると痛みを感じます。応答がまったくないと歯髄は死んでいると診断されます。

天然歯(てんねんし)

人工の歯に対して、自然に生えている歯のこと。

トウース ウェア(tooth wear)

むし歯や外傷以外の原因による歯の実質欠損(実質欠損とは歯が溶けたり、欠けたりしてその一部分がなくなることで、欠損の歯が抜け落ちることとは区別されます)

  1. 酸蝕 (erosion)

    →酸による歯の化学的溶解

  2. 咬耗 (attrition)

    →歯と歯の接触によるかみ合わせ部分の機械的な摩耗

  3. 摩耗 (abrasion)

    →歯の接触以外の機械的作用(歯ブラシや歯間ブラシなど)による歯の摩耗

  4. アブフラクション (abfraction)

    →バイオメカニカルな荷重(歯ぎしりやくいしばりによる)による歯質の喪失

コラム 2007年8月号

動揺歯(どうようし)

歯周病や外傷によりグラグラになった歯。

トレー

印象材をその上に盛って印象材を保持する器具

既成のものと、研究用模型の上で作製したその患者さん専用の個人トレーとよばれるものがあります。
材質は、金属、レジンなどです。

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