咀嚼筋の緊張がとれリラックスしたとき、下顎は上顎に対しほぼ一定の位置に落ち着きます。そのときの上下中切歯間の距離約2mmを呼びます。
外傷で歯が完全に抜け落ちたとき、元の骨の穴に歯を戻すのが一般的な歯牙再埴術ですが、根尖部に根っこの治療では治癒しない炎症がある場合に、意図的に一旦歯を抜いて根尖部を掻爬し、また元に戻す方法。根尖で歯根が折れた場合に破折片を除去する時にも使える方法です。
エナメル質は歯冠の表面を覆う硬組織で、体内でもっとも硬く厚さは1~2mm。象牙質は歯の主体をなす硬組織で、内部は空洞があり歯髄が入っている。
セメント質は歯根の象牙質を包む薄い硬組織で歯根膜によって歯槽骨と固定されている。歯髄はいわゆる神経のことで、神経以外に血管や象牙質を作る細胞などからなっている。
人工歯、クラスプや裏側は小さい方のブラシ、広い面は大きい方のブラシで流水下で磨きます
Etak(固定化抗菌成分)により入れ歯の細菌繫殖を防ぎます。
水で洗浄した入れ歯にスプレー後乾燥させて使用します。
歯を抜いたあとの顎の骨に埋め込むチタン製の人工歯根
チタン製の人工歯根。チタンが骨と直接結合する性質により噛む力を長期にわたり受け止める。
上部構造と骨の中にあるフィクスチャーを連結するパーツで、粘膜を貫通している。ネジによってフィクスチャーに締めつけられている。
金属やセラミックでできた人工の歯冠で、ネジやセメントでアバットメントにとめられている。
インプラント周囲の粘膜から始まった炎症が、歯槽骨にまで及び、組織が破壊された状態。
インプラントに付着したプラーク内の細菌が繁殖することによって起こります。
インプラントに付着したプラーク内の細菌が繁殖することにより起こる粘膜の炎症。
歯槽骨には炎症が及んでいない状態。
虫歯の治療で悪い部分を削って歯の型を採り、その型を基に金属、レジンやセラミックなどで作った詰め物。セメントで歯に装着する。小さい物は歯の中(in)に置いてある(lay)という意味でインレーといい、少し大きいものは歯の上(on)に置いてある(lay)という意味でアンレーという。
歯や粘膜の型をとること。英語では impression といいます。アルジネートやシリコンの印象材を用いて行います。
歯ぎしりによる慢性頭痛を改善するために考案されたマウスピースです。
歯肉縁(歯肉の一番上のライン)より下に沈着した歯石で、歯周ポケット内に存在します。この歯石は血液や濃汁が混じると暗褐色になり硬く歯面に強く付着しています。除去する際は痛みがあるため麻酔をして行う必要があります。
歯肉縁より上に沈着した歯石。この歯石は灰白色ないし、灰黄色で比較的軟らかいので除去しやすいが、歯ブラシでは除去できません。歯科医院で器具を使って除去をする必要があります。
保険適用外の自費のかぶせの一種。人工ダイヤモンドと同じ材料を使用しているため強度も最高ランクです。
自然な色合いを再現でき、歯肉も暗くならず、人工関節にも使用されている身体に優しい材料で金属を全く使っていないため、アレルギーの心配がありません。他の自費のかぶせと違い強度があるので、金属で補強する必要がなく、歯全体に白いかぶせができます。プロが見ても、自然の歯と見分けがつかないことがあります。
熱いものを飲食した時に感じる痛みで、自発痛の場合と同様に抜髄しなければ痛みがおさまらないことが多い。
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